日本人の対中意識について

今日も今日とてNHKは、日本人を貶めるべく反日の捏造歴史を垂れ流している。「NHKスペシャル JAPANデビュー 第1回 "アジアの一等国"」で歴史捏造報道として史上最大の訴訟に至ったにもかかわらず、媚中・媚韓丸出しのようだ。

NHKだけでなく日本の大手マスコミは、中国共産党とのお約束事、「日中記者交換協定」という一方的で理不尽な条約に縛られ、暗黒大陸中国の影の部分は報道しない事を中国様に誓っているからだ。(グーグルで「日中記者交換協定」をキーワードに検索されたし)

中国共産党は、核武装と軍事力強化(宇宙戦争開発)に邁進する一方で、いつまでも日本人を中国の軍事的、そして中華思想の脅威から平和ボケさせておくのが目的であり、その一旦を担っているのが日本の大手マスコミ(産経新聞以外は、すべて「日中記者交換協定」を結んでいる)ということだ。

前回の記事で紹介した『民主党政権では日本が持たない』から、元台湾人の金美齢氏が語る中国の危険性の一部を紹介しよう。

これは他人事ではない。現在、日本への人口侵略を開始している中国共産党は、鶴の一声で、在日中国人をコントロールし、既に日本でも長野五輪の際に暴動(傷害事件)を起こしているが、大手マスコミは一切報道していない。

昨日のウイグル、チベットは、明日の日本であることは確実だ。



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       『民主党政権では日本が持たない』 (P49 ~ P57)
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【第一章 何を守る為の「友愛」か】

日本人の対中認識について金美齢氏が鳴らす警鐘

二十一世紀、そして恐らく二十二世紀も、中国は日本にとって最大の脅威となり続ける。

同じことが、米国にも他のアジア諸国にも言えるだろう。したがって、日本の政治や外交を語るとき、中国を脅威と見るか否かが鍵である。

中国に対する基本認識を誤っては、まともな外交の展開も、安保政策の構築も望めないのである。
 
日本国籍を取得した台湾入の評論家、金美齢氏は、「一党独裁の中国共産党と、民主主義と人間の自由を担保する自由主義陣営との戦いの最前線は、いまや台湾ではなく日本だ」と断言する。

自由と民主主義を守るその戦いに、金氏は政治に身を投ずることで参加したいとも語る。

その金氏が、日本人の対中認識は甘すぎるほど甘いと警鐘を鳴らしている。『日本を謨する人々』(PHP研究所)から拾ってみよう。

〈はっきりしていること、また今後も変わらないだろうと言えることは、中国共産党政府にとって国民の生命などは鴻毛の軽さしかないということ〉である。

金氏はその一例として、〈晩年の毛沢東がソ連から大量のICBM(大陸間弾道弾)を買い込んでいることに、訪中したフランスのポンピドー大統領(当時)が、「貴国は本気でアメリカとの全面戦争を考えているのか」と尋ねたのに対し、「場合によったらやるかもしれない。この国は人口が多すぎるから、二、三千万人くらい死んでも一向にかまわない」という答えが返ってきて唖然としたというエピソード〉を挙げている。

金氏が「中国人は変わらない」として紹介したのが次の事例だ。

〈上海出身で米ハーバード大学に留学し、帰国後はその身についたリベラル感覚が中国共産党政権に耐えられなくなり、中国を出てシンガポールの新聞社の特派員として日本に長く住むことになった〉金氏の友人が、金氏が台湾独立運動に関わっていることを知りながら、「台湾が独立するくらいなら中国共産党にくれてやったほうがましだ」と言い放ったことだそうだ。

「これが中華思想だ」と金氏は語る。

〈自由や民主主義の価値を知りながら、彼の頭の中には、さらなる上位概念として中華思想があった。それは拭いようもない他者への蔑視と同質のもので、台湾入が華夷秩序から離れて生きる自由は一顧だにしない。

彼らがチベット人やウイグル人などに対しても同様に見ているのは間違いない。

それが日本人に対してでも変わらないということが、金輪際、日本人の想像力の中にはないように思います〉。
 
中華思想はまことに厄介で、それ自体が多くの中国人を不幸にしているのに、その逆説に気がつく中国人はあまりに少ないと金氏は指摘するが、長く台湾独立運動に関わって中華民国と中華人民共和国の両方と対峙してきた氏の言葉は、実体験に根ざしているだけに重い。


ウイグル自治区ウルムチで発生した抵抗運動の真相

中国が口にする「友好」や「平和」の中身を的確に見抜かなければ、鳩山首相の「友愛外交」はまさに中国への「朝貢」「隷従」となる。

その意味で、二〇〇九年七月五日に中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで発生した大規模な抗議運動に中国共産党政府がどう対処したかを見てみたい。

ウイグルの人々の抗議運動の拡大に直面して、胡綿濤国家主席は八日、サミット出席のために訪れていたイタリアから急進帰国し、同日夜に中国共産党中央政治局常務委員会を緊急招集した。

中国の最高意思決定機関である常務委員会は、ウルムチでの抵抗運動を「暴動」と呼び、海外の分離独立勢力が画策した犯罪だと決めつけた。

「(画策に乗って煽動する)ごく少数に打撃を与えて孤立させ、大多数を教育、団結させなければならない」と決定した。

米国に亡命している世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長はただちに、「海外から反政府運動を煽った事実はない」と反論した。

中国政府は二〇〇八年のチベット人の抵抗運動の際も、インドに亡命中のダライ・ラマ法王十四世が煽ったと主張した。

ダライ・ラマ法王は中国政府の非難を否定したが、中国政府は頑として法王への非難をやめなかった。

しかし、先回もそして今回も、中国政府の主張は、到底信じ難いのである。

中国政府はウイグル人の抵抗に直面して、「民族融和」を強調し、治安回復の演出に躍起となった。

一方、ウルムチには、「融和」には似合わない夥しい数の漢族の武装警官と治安部隊が投入された。中国政府は「暴動」の犠牲者を、当初一五六人と発表。後に、一八四人とし、「漢族が一三七人で、七四%を占める」と漢族の犠牲の多さを強調した。

一方、カーディル議長は十日、ワシントンで記者会見し、「殺害されたウイグル人は、少なくとも1000人、最大で3000入に及ぶ」と発表した。

同会議の駐日全権代表、イリハム・マハムティ氏は中国政府は事実を歪曲していると非難し、次のように語った。

「中国政府は今回の事件を海外亡命ウイグル人が画策した重大暴力犯罪事件と決めつける一方で、この抵抗の背後にあるもう一つの事件、六月二十六日に広東省韶関の玩具工場で発生した暴動は、単なる小規模事件として無視します。

しかし、この二つの事件は明らかにつながっています」

日本に滞在するウイグル人研究者が、匿名を条件に内情を語った。

「六月の玩具工場で発生した暴動の犠牲者を中国政府は二名と発表しましたが、あれは嘘です。実際には65~100名のウイグル人が殺されました。

われわれの情報は、方法は言えませんが、現地からのものです。知っていただきたいのは、こんな大虐殺がたった一本のメールが原因で起きたということです。それがいまの中国です」

玩具工場には約六〇〇人のウイグル人がその10倍以上の八〇〇〇人を超える漢人と一緒に働いていた。両民族は寮も異なり、交流は疎らだった。

ある日、一人の漢族が解雇された。恨みに思ったこの男がメールを出した。
 
「工場では恒常的に漢族の女性がウイグル族に集団で強姦されている。われわれは少数民族にこんなに馬鹿にされている。ウイグル族を全員殺そう。強姦して頭を本に吊るそう」

ウイグル人による集団レイプは事実無根である。だが、この偽情報は瞬時に広がり、漢族労働者が武器を手に大挙して集まり、ウイグル族労働者を襲撃したのだという。

前述のように、犠牲者は、ウイグル人の集計では六五名から100名に上る。にもかかわらず、中国政府はメールを送った男の逮捕で事件の幕引きを図った。

そのような不公正な処置は、これまた瞬時にウイグル人社会に伝えられた。激しい反発感情が渦巻き、中国当局の処置に異を唱えたのが、七月五日にウルムチに集まった1300人のウイグル人学生たちだったのである。

それにしても、たった一片の出鱈目情報で八〇〇〇入近い漢族が手に手に武器を取り、圧倒的少数で武装もしていないウイグル族を襲ったのだ。

加えて、深夜十一時頃から始まった襲撃に対して、警官は翌午前二時すぎまでの約三時間、黙認したという。

ウイグル入学生らが始めたウルムチでの抗議運動では、信じ難い惨劇が目撃されている。

証拠写真はない。したがって目撃情報として伝えられることを鵜呑みにするのには慎重でありたいが、複数のウイグル入が伝えるのは、漢族の暴徒が新疆医科大学になだれ込み、女子医学生四人の首を切って頭部を本に吊るしたという衝撃の情報だ。

「四人は全員、ウイグル入です。彼女たちだけでなく、多くの人が首を切られて殺され、また身元確認が困難なくらい、損傷されています。ですから中国政府がウイグル大の遺体を漢族の遺体として発表している可能性もあります」と、イリハム氏は強調する。

ウルムチでの学生たちの集会は、当初、一人ひとりの学生たちが中国の旗を掲げた平和的な集まりだったという。

「彼らは玩具工場でのウイグル入労働者大量殺害事件の説明を求めたのです。中国国旗を振っていたのは、反政府運動を目論んでいるのではないと示すためのジェスチャーです」

それがなぜ大規模で激しい衝突となったのか。武装警察が学生たちに解散を命じたが、学生たちは解散せず、揉み合いになり、警察の発砲が始まったのが始まりだと、イリハム氏は説明する。

警察は車両を群集の中に突っ込ませ、そこで一七人が蝶き殺されたとも語る。警官が無差別発砲に踏み切り、ウイグル人による漢人への、漢人によるウイグル人への攻撃が激化した。

そのなかで、先述の女子医学生の殺害事件も起きたそうだ。

先の研究者も、こう述べる。

「女子学生たちは漢人の暴徒らに強姦もされていたといいます。こうしてみると、事件の発端となったメールの内容が、広東省の玩具工場から三〇〇〇キロも離れたウイグル自治区で、実行されたと言えるのです」

たった一本の憎しみのメールが何千人もの人間を殺人行為に走らせた背景には、中国政府の長年のウイグル敵視政策があると彼は強調する。

「旧ソ連が力を持っていた時代、中国は、ウイグルをソ連側に追いやらないように配慮していました。しかしソ連崩壊で、中央アジアのイスラム教諸国がソ連から独立したときから、中国は危機感を抱きはじめました。ウイグル人が中央アジア諸国に呼応して独立すれば、中国の国土の六分の一に及ぶウイグル人の土地と、そこに埋蔵されている石油や豊富な稀少金属資源も失われてしまう。中国は、独立を警戒してとりわけ威しいウイグル人弾圧政策へと転換していきました」

大きな転換が、一九九六年三月の中国共産党中央政治局拡大会議を機に図られた。

「従来、ウイグル自治区の主たる危険は『ソ連社会帝国主義者から生じる』とされていたのが、九六年の会議で、『民族分裂主義者から生じる』と変わりました。

新疆での中国の敵が、ソ連から民族分裂主義者としてのウイグル人に変わったのです」
 
以来、ウイグル人に対する「ジェノサイド」政策が始まり、漢族は政府の反ウイグル教育に染まっていったというのが、先の研究者の分析である。


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Link:

ウイグル暴動の真相 青山繁晴
https://fuulinkazan.seesaa.net/article/201004article_14.html

日本は中共の属国と化したのか Part1
https://fuulinkazan.seesaa.net/article/201007article_4.html

日本は中共の属国と化したのか Part2
https://fuulinkazan.seesaa.net/article/201007article_5.html



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